「将来はFIREして、ゆっくりとした老後を過ごしたい」
「若いうちから資産形成して貯金を増やしたい」
本ブログの運営者である僕自身、FIREしてみたいと常日頃考えています。
そんな「FIRE」について、FIREを達成するには具体的にいくら必要なのか?を調べてみました。
本記事では、下記の点に当てはまる方にとっておすすめです。
・自分の将来の設計や資産形成に興味を持っている方
・自己投資や貯金を始めている方
・早期退職後の自由な生活を夢見る方
・長時間労働やストレスの多い職場環境から抜け出したい方
FIRE(Financial Independence, Retire Early)の達成には、生活費を投資などの不労所得で賄える状態を作ることが重要です。本ブログのシナリオでは24歳の男性が55歳で経済的自由を達成するために必要な金額を、論理的に解説します。
それでは早速いきましょう!
前提条件の整理
具体的な数字を使って計算するため、以下の前提条件を設けます。
現在の状況
- 年齢: 24歳
- 貯金額: 400万円
- 独身であり、生活費を自分で賄っている。
FIRE達成後の生活費
- 年間生活費: 300万円
(家賃、食費、光熱費、趣味・娯楽費用などを含む。比較的控えめな独身生活を前提)
投資の利回り
- 運用利回り(税引後): 4%
(株式インデックスファンドなど現実的な長期運用のリターンを想定)
FIRE後の期間
55歳から85歳までの30年間、生活費を資産から引き出して生活する。
必要資産額
FIRE後、生活費を安全に引き出し続けるための指標として4%ルールを採用します。
このルールでは、資産の年間4%を引き出しても資産が枯渇しないとされています。
必要資産額は以下のように計算できます。
必要資産額 = 年間生活費 × 25
では、必要資産額を計算してみましょう。
必要資産額を計算!(55歳でFIRE達成するために)
年間生活費を300万円とすると、必要な資産額は次の通りです。
必要資産額 = 300万円 × 25 = 7500万円
つまり、55歳時点で7500万円の資産を確保することが目標です。
現在の資産状況と差額
現在の貯金額は400万円です。この400万円を運用しつつ、毎年積立を行い、55歳までに7500万円を達成する必要があります。では具体的な積立シミュレーションです。
目標資産に到達するための計算式
目標資産額を達成するには、現在の資産400万円を運用しながら、毎年一定額を積立する必要があります。このとき、以下の式を使用して計算します。
FV = P \times (1 + r)^n + PMT \times \frac{(1 + r)^n – 1}{r}
- (FV): 目標資産額(7500万円)
- (P): 現在の資産(400万円)
- (r): 年間運用利回り(4% = 0.04)
- (n): 残り年数(31年)
- (PMT): 毎年の積立額(求める値)
この式を基に毎年の積立額を計算します。
実際の計算
この計算により、毎年積み立てる必要がある金額を導きます。
PMT = \frac{FV – P \times (1 + r)^n}{\frac{(1 + r)^n – 1}{r}}
上記の計算を実行すると、31年間で7500万円に到達するために必要な年間積立額は約64万円となります。
毎月の積立額
年間積立額64万円を毎月に分割すると、次のようになります。
毎月の積立額 = \frac{64万円}{12} ≈ 5.3万円
つまり、毎月約5.3万円を積み立てることで、55歳時点で7500万円を達成できる、という計算になります。
ただ、これはあくまで計算上の話です。次にこれが本当に現実的か?を検証してきます。
実現可能性の分析
現実的な積立額か?
- 月5.3万円の積立は、24歳の独身男性にとって達成可能な水準です。ただし、収入や生活費によっては調整が必要になる場合があります。
節約と収入アップの必要性
- 収入を増やすための副業やスキルアップに取り組む。
- 支出を見直し、無駄遣いを削減する。
投資プランの検討
- インデックスファンド(例: 全世界株式や米国株式)を中心とした長期運用を検討。
- リスクを分散するため、複数の資産クラス(株式、債券、不動産など)を組み合わせる。
リスクと対策
投資リスク
- 市場の変動により、期待利回り(4%)を下回る可能性があります。
- 対策として、長期的な視点で運用を続けることが重要。
インフレリスク
- 物価が上昇すると生活費が増える可能性があります。
- 対策として、資産の一部をインフレに強い資産(株式や不動産)に投資。
予期せぬ支出
- 病気や事故などで想定外の支出が発生するリスクがあります。
- 対策として、緊急用の生活防衛資金を別途確保。
FIRE達成後の戦略
資産引き出しの管理
- 55歳以降は「4%ルール」に基づき、年間生活費を確保しつつ資産を維持。
- 必要に応じて引き出し率を調整(例: 市場が不調な年は3%に抑える)。
生活費の最適化
- 生活コストを下げるため、地方移住やミニマリスト的な生活スタイルを検討。
趣味や副収入の活用
- 趣味や軽い仕事で副収入を得ることで、資産の減少を抑えられます。
結論
55歳でFIREを達成するためには、7500万円の資産を目指す必要があります。そのためには、現在の400万円を元手に、毎月約5.3万円を積み立てながら4%の利回りで運用する計画が現実的です。
FIREは単なる「お金の目標」だけでなく、「自由な時間を活用して何をしたいか」という人生設計も重要です。この計画を基に、将来の夢に向けた準備を始めてみましょう!
引用・参考サイト一覧
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