40代独身必見!分散投資の実例で学ぶ最適な投資ポートフォリオ戦略

ポートフォリオ

「最適なポートフォリオを組んで、資産を増やしたい」
「リスク分散した上で、利益最大化するポートフォリオが知りたい」

投資において、ポートフォリオ戦略は非常に重要です。
そんな「最適なポートフォリオ」について本記事では考えてみました。

本記事では、下記の点に当てはまる人にとっておすすめです。

最適なポートフォリオ戦略が知りたい
・リスク分散した上で利益最大化のポートフォリオが知りたい
・ある程度の貯蓄や投資経験がある方
・初心者から中級者で、投資に対する興味や関心がある方

あくまでこれは、素人である僕自身が考える
「現在40代の方」のポートフォリオ分析になります。

ご自身のポートフォリオ作りの参考になればと思います。

ポートフォリオ分析に入る前に・・・

ペルソナは現在45歳独身の方。
40代の最適なポートフォリオを考えます!

情報をまとめる(年齢、リスク許容度、年間の給与手取り、支出など)

・45歳 会社員
・リスク許容度は中程度

・年間の給与手取り: 314万円/年 ※年収400万円想定
・生活費など支出: 300万円/年

現在の貯金額をまとめる

こちらも仮定でつくってみます。

・現預金: 500万円
・日本株:30万円
・積立NISA(eMAXIS米国株式、全世界株式で積立中): 30万円

現在の総額:560万円
※40代の平均は811万円・中央値180万円という事でその間くらいの数字と今回は仮定してみます。

将来についての考えをまとめる

70歳で引退したい。
・その後の年金収入: 65万円/年
・引退後は年金と配当を収入とし、資産を切り崩して、95歳で寿命を迎える想定

上記の分析、将来設計が大まかに完成したら
それらの情報をもとに、ポートフォリオ分析に入ります。

現在の市況を調べる

・日経平均株価: 38208 (株高)
・為替ドル円: 1ドル149円 (円安)
・米国債金利: 4% (利上げ局面の後半?)
・日本国債金利: 1% (当面、据え置きかも)

※2024年12月1日(日)時点の大まかな数字

  1. 国内株式市場: 日経平均は38,208円の株高局面。今後の調整リスクもありますが、長期投資では成長余地のある分野(IT、自動車、ヘルスケアなど)が有望です。
  2. 米国市場: 高金利局面にあり、債券投資の利回りは魅力的。ドル建て資産は円安の追い風を受けています。
  3. 日本債券市場: 日本国債金利は1%と低水準で、リターンは限定的。積極的な投資対象としては優先度が低いです。

将来目標と課題

資産の分散不足: 現預金に資産が偏重しており、収益性や分散効果が低い状態です。リスクとリターンのバランスを考慮した資産配分が求められます。

引退後の資金計画: 年金収入65万円/年では生活費300万円に対して235万円の不足が生じます。この不足を配当収入や資産の切り崩しで補う必要があります。

現在のポートフォリオ

上記の市況にあてはめ、今後の資金分散を考えてみました。

以下が現在のポートフォリオと、
理想的なバランスに基づく仮定の割合です。

◾️現在

資産の種類現在の金額と割合(%)理想的な割合(%)優先度の高さ (1-10)
現預金500万円 (88%)30%6
日本株30万円 (5%)15%7
投資信託(米国株)30万円 (5%)30%9
外国債券(為替ヘッジ付き)0万円 (0%)10%8
インフラファンド/リート0万円 (0%)10%7
iDeCo(個人型確定拠出年金)0万円 (0%)5%10
合計560万円(100%)

現状のポートフォリオ評価

  1. 現預金(500万円、88%)
    現預金が大部分を占めており、緊急時の流動性確保には十分ですが、資産成長の観点からは過剰です。インフレによる購買力低下のリスクもあり、投資資産へ一部を振り分けることが必要です。
  2. 日本株(30万円、5%)
    日本株の比率が低く、株高局面の恩恵を十分に享受できていません。将来的に高配当株や成長株への投資で、配当収入を得るポートフォリオの基盤としての割合を高めるべきです。
  3. 投資信託(eMAXIS米国株式、30万円、5%)
    米国株式市場は長期的な成長性が高く、資産形成に適していますが、現状の割合ではリターンへの影響が限定的です。積立額を増加し、資産成長の中核として活用します。

理想のポートフォリオ

では次に理想的なポートフォリオの割合に数字を当てはめます。

◾️今後の理想的な割合に当てはめると・・・

資産の種類現在の金額と割合(%)理想的な割合(%)優先度の高さ (1-10)
現預金168万円 (30%)30%6
日本株84万円 (15%)15%7
投資信託(米国株)168万円 (30%)30%9
外国債券(為替ヘッジ付き)56万円 (10%)10%8
インフラファンド/リート56万円 (10%)10%7
iDeCo(個人型確定拠出年金)28万円 (5%)5%10
合計560万円(100%)

では次に理想的なポートフォリオの根拠をまとめます。

現預金(88%→30%)

現預金を30%(約300万円)に減らし、流動性を確保しつつ余剰資金を株式や債券などの投資資産に回します。これにより資産成長速度を加速させます。

投資利益の積立額増加

NISAを活用し、eMAXIS Slim米国株式などの積立額を増やします。株式米国市場の長期成長性を考慮し、資産形成の中心として組み込むべきです。

日本株の比率を増加

よく考えて高い銘柄や成長分野に投資し、ポートフォリオ全体で15%程度の割合を目指します。

外国債券(懸念ヘッジ付き)の導​​入

外国債券を10%組み入れることで、安定した投資を確保します。

インフラファンド/リートへの分散投資インフラファンド

これら国内リートに10%程度の投資を分散することで、高価な収益を享受できます。

iDeCoの活用

節税効果が高いiDeCoを利用し、老後資金を効率的に準備します。リスク許容度に応じた商品(外国株式・債券)を選び、当面を最大限活用します。

期待される効果

資産の成長と安定性の向上

ポートフォリオを分散し、現預金から投資資産への移行を並行して、長期的なリターンを向上させながらリスクを分散します。

老後資金の確保

収入や債券利息を補うことで、後の退職不足分を安定的な収入源を確保できます。

臨時介入の最大活用

NISAやiDeCoを活用し、税負担を減らしながら効率的に資産を形成します。

40代独身のポートフォリオで大事な事

40代独身の資産ポートフォリオでは、以下のポイントが重要です。

  1. 緊急資金の確保: 手元に生活費6~12か月分の現預金を確保し、不測の事態に備える。
  2. 資産の分散: 資産が現預金に偏りすぎるとインフレで価値が目減りします。日本株、外国株、債券、リート(不動産投資信託)などに分散投資を行い、リスクを軽減しながら収益性を高めます。
  3. 中長期の資産形成: 40代は資産形成の最終局面に入るため、成長性が見込める株式(米国株や先進国株)をポートフォリオの30~50%に組み入れる。NISAやiDeCoを活用し、税制優遇を最大限利用します。
  4. 配当収入の確保: 老後を見据え、高配当株やリートで安定的な配当収入を確保します。
  5. ライフプランを意識: 結婚や老後を視野に入れた運用計画を立て、リスク許容度を定期的に見直すことが重要です。

リスクを抑えつつ資産の成長と安定収益を両立させるポートフォリオを構築しましょう。

引用・参考サイト一覧

40代の平均貯金額は811万円、中央値と老後に向けた貯蓄方法まとめ | オカネコマガジン
金融広報中央委員会の世論調査よると、40代の単身世帯の平均貯金額は818万円、2人以上世帯の平均貯金額は916万円でした。一方で、40代の単身世帯の3割以上、2人以上世帯の2割以上は貯金がまったくないという結果に。貯金がないとお悩みの40代...

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2024年11月30日(土)時点の金融資産
総額:388万6,301円(24歳:専門卒:都内一人暮らし歴4年)

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